2011年12月13日火曜日

高島市議会 原発・防災に関する質問を聴きました

12月8日・12日の粟津まり議員・石田哲議員の一般質問を傍聴してきました。

<粟津議員の質問と市の答弁の要約>

(滋賀県発表の、美浜原発で事故が起こった際の放射性物質拡散予測シュミレーション地図をパネルで提示し質問されました。)

この地図を見て分かるように、市内の30Km以遠でも屋内退避措置が必要な100ミリシーベルト以上に達する可能性があり、福島でも30~50Kmの地域で高線量になった地域が出ている。市の防災範囲をUPZの範囲(30km)に限定せず、高島市全域にするべきではないか?

市(防災監):あくまでシュミレーションであり、根拠なくむやみに範囲を拡大することはできない。現時点では国の指針通りの範囲で検討している。

国の予算で高島市に新設計画中のモニタリングポスト2基は、
いずれも予定場所が30Km圏外で、低線量しか測定できない機種である。
30Km圏内に高線量測定器を設置するよう求めるべきではないか?

市(防災監):県と協議していく中で検討する。

安定ヨウ素剤の配備・配布方法の再検討が必要ではないか?
身近に置くことが必要であり、少なくとも学校や避難所には重複しても置くべきでは?柏崎では震災前から小中学校に配備、甲状腺検査も行われている。

市(防災監):避難場所は風水害時とも異なってくる。屋内退避の場合どうするかなども含め県と検討していく。

立地自治体と同様の安全協定の締結にむけては、どのような状況か?

市(防災監):今後も事業者、4市、県と協議を重ね、締結を求めていく。

30年を超える老朽化原発や活断層が近い原発の廃炉を求めるべきでは?

市(防災監):さらなる安全強化を求めていく。

「もんじゅ」についても、国も廃炉を含む検討を行うとしているが、
高島市としても廃炉を求めないのか?

市(防災監):市として意見を言える立場ではない。

学校給食の食材について、放射線量のチェックは万全に行われているのか?
国が放射線測定器の都道府県への交付費用を予算化したが、
高島市では測定器を購入する予定はないのか?甲賀市は購入しているが。

市(教育部長):納入業者に安全確認もしており、100%ではないが気になるものは検査している。測定器費用の国からの交付は東日本17都県のみであり、現在購入の予定はない。安心のため産地の公開を行っている。

*********************

12日の石田議員も、以前より強く指摘されていた避難計画の進捗状況など問われましたが、明確な回答はなく「県と検討している」とし具体的な対策を知ることはできませんでした。

6月頃から、全部ではありませんが、市議会を(傍聴または動画等で)何度か聴いていますが、議員さんが熱心に追及しても「検討している。国や県の方針に従う。」の答えばかりが目立ち、市としての具体的な対策や原発問題への方向性はなかなか把握することができません。

「災害は繰り返される。東北の津波も十数メートルの防波堤が役に立たなかった。
 我々はもっと謙虚に、災害に備えなければならないのではないか。」
石田議員の追及に納得するものの、市の答弁を聴いてはますます、
「若狭では福島のような事故は起こらない」と考えられているのではないか、
とやはり感じてしまいました。

なぜなら、若狭の原発事故への備えを本気でしているように見えないから。
そして今だ、市民の命を守るために原発撤廃の要求をしてくれないからです。
明日、もし若狭で原発災害が起こったら、なすすべはありません。

2011年12月6日火曜日

高島市議会定例会の一般質問がはじまります

高島市議会一般質問12/8(木)~12(月)の概要が発表になりました。
原発・防災関連の問題も取り上げられます。

原発問題や防災について市の態勢がどれぐらい進んでいるのか知るため、
もしお時間がある方は傍聴しませんか?

直接聴く事により、市民の関心の高さを示すことにもなるかと思います。

一般質問日程・概要
http://www.city.takashima.shiga.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1322704255071&SiteID=0

今回、原発・防災関連の質問をされる議員さんは以下の通りです。

8(木)1番目:粟津 まり 議員<市原子力防災計画の見直しにあたって>
9(金)2番目:橋本 恒夫 議員<市の地域防災計画(原子力編)について問う>
12(月)2番目:石田 哲 議員<UPZ範囲に指定された市は、原子力災害に対し何をすべきか>


いずれの日も朝10時開始のようなので、上記の質問と答弁は午前中だと思います。

<参考>
議会傍聴のご案内
http://www.city.takashima.shiga.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1138266467456&SiteID=0
過去の市議会・質問動画(かなり後にならないとUPされません)
http://www.city.takashima.shiga.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1180572703715&SiteID=0000000000000
市議会会議録
http://www.gijiroku.jp/gikai/c_tksm/index.html

2011年11月7日月曜日

「未来への私の一歩」  ~3.11後の新しい選択と生き方~  原発のことを知り行動する  交流会 in 高島



高島市のお母さんが中心になって、イベントを企画しました。
原発のない未来を子供達に残したいと願う人、行動したい人、意見交換したい人、
原発のことや被ばく等について不安を感じている人のための交流会です。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。


(転載歓迎)


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  

「未来への私の一歩」  ~3.11後の新しい選択と生き方~
原発のことを知り行動する  交流会 in 高島

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アイリーン・美緒子・スミスさん 講演と 参加者交流会   
ゲスト 松下照幸さん(元美浜町会議員)

主催:自然育児サークル風ねっこ&高島市民有志
協力:暮らしを考える会

◆      ◆      ◆      ◆      ◆      ◆   

311を経て私達の住む世界は大きく変わりました。
原発の安全神話は崩れ、放射能汚染は拡がり続けています。
しかしそれでもなお、日本は原発を推進し続けるのでしょうか?
福島で起きていることは、けして他人事ではないのです。
放射能の影響を最も受けやすい幼い子供たちの命が危ぶまれています。
(内部被ばくの影響は外部被ばくの600倍ともいわれています)

子供を守りたいと願うお母さん、お父さん、給食は大丈夫?と不安はありませんか。
本当のことを知りたいと願う皆さん、世の中を変えたいと願っている皆さん、
私達の日常に密接に関わる電気のこと、原発のこと、放射能のこと、
そしてこの時代をいかなる心で生きてゆけばいいのか...
共に学び、語らい、想う一日をすごし、あなたの一歩をみつけてください。


■日時: 2011年11月27日(日)10:30~17:00

■場所: 高島市安曇川公民館2F 和室&視聴覚室
 JR湖西線「安曇川」(あどがわ)駅徒歩10分/P有 地図

■午前の部
10:30~12:00 アイリーン・スミスさん講演と質疑応答

午後の部
13:30~14:00 松下照幸さんのお話
14:00~16:30 交流会(参加者の関心に応じたテーマ別)
・若狭の原発を止めるため私達は何をすべきか
・内部被ばくから子供を守るために(給食問題等)など
意見交換、各地での取り組み報告など
16:30~17:00 祈りを込めて ギター演奏など

■参加費: 午前の部 500円 午後の部 無料

■昼食: 持ち込みOKです
☆出店あります☆ 
オーガニックキッチンはるや(軽食、スイーツ)
美食倶楽部(お弁当 500円)※要予約

■お申し込み・お問い合わせ(当日参加もOKです!)
Email   nonuke.takashima@gmail.com
お名前とご連絡先をお知らせ下さい
※お弁当をご希望の方は11/24までにご予約ください


◆アイリーン・美緒子・スミスさん
「人をつないで脱原発と温暖化防止」を目指す市民団体『グリーンアクション』代表
「原子力は問題だという事をどんどん広めてゆきましょう。
たくさんの人がつながって大きな「和」となり、
国のエネルギー政策が改められてゆくのです」
(グリーンアクション リーフレットより)

◆松下照幸さん
元美浜町会議員。2004年美浜原発事故原因究明に活躍。
「若狭連帯ネットワーク」 「森と暮らす どんぐり倶楽部」代表。
自然エネルギー研究家。

2011年10月25日火曜日

高島市が独自に放射線量を測定、データの公表がはじまりました

これまで、高島市での公的な放射線量測定は、
県が環境モニタリング車で月2回、市内5箇所で行っていたのみでしたが、
10月から市独自による放射線量の測定がはじまりました。

測定は市内30地点で、本庁および各支所前で平日毎日、
その他の場所では月2回行われ、市ホームページで結果の公開もされています。

堀場製作所製の簡易測定器を地上から約1mの高さで機器を携帯し、
1分間隔で5回測定した数値の平均値を測定値としています。

現在、10月3日から10月14日までの結果が掲載されています。

測定値は使用機器により大きく異なることもあるため、
この測定値を見て安全なのか異常なのかの判断は難しいですが、
ひとつの目安として参考になるので、今後も注視していきたいと思います。
全体的に、福井に近い市北部や、小学校等で値が高いのが気になります。

高島市内では市民団体が独自に高性能測定器で調べる取り組みも始めており、
先日マキノ町で行われた、市と市民団体の放射線量の合同測定では、
いずれの箇所でも市民団体の測定値が市測定値の約2倍だったそうです。

2011年9月15日木曜日

『フクシマと共に9.11パレード福井』

全国各地で脱原発を訴えるデモが行われた9月11日、福井のパレードに参加してきました。
老若男女200人以上の市民が、
脱原発を願って福井市内を歩きました。

私のような県外からの参加者はごく少数派で、
ほとんどが福井県内からの参加だったようです。
福井市や越前市など嶺北から、敦賀市や美浜町など原発密集地である嶺南地方まで様々。

滋賀から来たと言うと「まあ、遠くから」という感じでしたが、
若狭の原発群までの距離は、高島市は越前市などと同等で、
むしろ、福井市より近いくらいなのです。

パレード前に、主催者・参加者のあいさつ。
長年運動をしてきた主催者の山崎隆敏さんは、
「チェルノブイリ事故直後のときには、
 福井市でのデモは私を含めて4名だったが、
 そのとき、脱原発の世論はかなり高まっていた。
 その段階で政治がきちんと方向を打ち出していたら、
 今回の福島の事故はなかったと思う。
 それから25年たつが、何も変わってこなかった。
 1日でも早く原発を止めようという活動を
 しっかりやっていくことが私達に課せられた使命。
 福井もパレードに参加できる人はほんの一部。
 実際にはこの100倍200倍の人達の声があるということを、
 福井の政治家たちにも分かってもらいたい。
 いま西川知事は、原発再稼動に慎重な立場。
 西川さんを先頭にがんばっていただきたい、
 知事を激励する意味を含めて今日のパレードをやりたい。
 今日は皆さん一人ひとりが主催者という気持ちでやりましょう。」
と呼びかけました。

パレードは終始、平和的でトラブル等なく進み、
終了後、参加者の交流の場も設けていただきました。
福井の方々の存在に勇気付けられましたが、
お話を聞くと、やはり福井で脱原発の声を上げるのは、
様々な苦労があるということも伝わってきました。

脱原発をめざす「サヨナラ原発福井ネットワーク」は、
内部被ばくの危険を訴えている放射線医学の専門家、
崎山比早子氏の講演会(9/23・24)を企画されていますが、
その同じ日に「福島県民に放射線による健康被害はない」
等と発言している札幌医科大教授・高田純氏の講演会が
別の団体によって企画されたそうです。
この高田純さんという方は、
福島の現状を「国による風評被害だ」と訴え、放射線被害を交通事故にまで例えたり、
「今こそ日本が最高の原発技術を開発できるチャンス」などと発言しているようです。
崎山さん講演会への動員がこちらに流れてしまわないか心配です。

福井では「知り合いの誰かが原発関係」という事が多いのはもちろん、
原発の安全を信じ込まされている人が多いともおっしゃっていました。
特に嶺南では、すぐそばに原発があり、あって当たり前で、
ずっと原発と共に暮らしてきているので、原発を否定されることに、
抵抗感がある人もかなり多いようです。

それでも、敦賀原発から目と鼻の先に住んでいて、
家から原発が見える、という60代前後の女性も来られていました。
「親はずっと反対していたが、少女の頃に原発ができてしまった。
 我が家は原発で何かあれば即死レベルの距離。
 今までずっと原発に怯えながら暮らしてきました。
 数年おきに美浜やもんじゅで重大な原発事故が起きる度、
 身がつまされる思いをしてきました。
 福島原発の爆発を見たときは、日本は終わったと思った。」
と語られました。
震災以前は原発問題にあまり関心がなかったことを、
彼女に対して申し訳なく思いました。

全国民の声はもちろん、福井など原発立地地域の脱原発を望む声も、
もっともっと届いて、尊重されてほしいと改めて感じた一日でした。
その為に私達ができることがあれば、やっていきたいと思います。

2011年8月21日日曜日

長谷川さんの話を聞いて

連日の報道を通じて、福島の置かれている状況の大変さは自分なりに分かっている、つもりでした。
心のどこかで「他人ごと」だったのだろう。
長谷川さんの話を聞いて、そんな浅はかな自分に気が付き落ち込みました。
・35年間続けた酪農を廃業したこと
・2ヶ月半もの間、子供たちを放射線にさらしたことへの後悔
・真実を伝えない政府やメディアに対する不信感
・長谷川さんの飯館村への愛着、郷土愛
などなど
ネットやメディアからでは伝わらない言葉の重みを痛感しました。

講演会が終わり
長谷川さんと別れの握手をしました。
大きくて本当に岩のような手でした。
自然の中で地道に生きてきた男の手でした。
「35年間積み上げてきたものが一瞬でなくなった」
彼のやりきれない気持ちを受け止める僕には、彼にかける言葉がもうありませんでした。

ただ、「伝えていくこと」はできます。
故郷を奪われるというのはこういうことなのだ、と。
二度とこんな悲しみは繰り返してはいけない。


■前半(長谷川さんお話)


■後半(トークセッション)

2011年7月6日水曜日

飯舘村の酪農家・長谷川さんのお話を聴く会

福島・飯舘村からの声
~酪農家・長谷川健一さんをお迎えして~

3月11日に東日本を襲った地震・津波、そして未だ収束の目途が立たない原発災害。
福島第一原発から約40kmの飯舘村は、村全体が計画的避難区域となりました。

長年、飯舘村で酪農を営んでこられた長谷川健一さんは、
4月末、酪農を「休止」するという苦渋の決断を下しました。

出荷制限のため、原乳を絞っては捨てざるをえない日々。
我が子同然に育ててきた牛に、十分なエサを与えることもできず、
次第にやせ細り、結局別れなければならないという現実。

テレビ等で見る飯舘村と、若狭の原発で事故が起きた場合の高島が、
重なって見える方も多いのではないでしょうか。

原発事故後に自ら撮り続けた村の映像を交えながら、
長谷川さんに飯舘村の現状や想いを語っていただきます。

自らの体験をできるだけ多くの方に直接伝えたいと、おっしゃっています。
たくさんの方のご来場をお待ちしております。


長谷川さんからのメッセージ

今、世界でも類をみない、
とんでもない原発事故が
このせまい日本の福島で起きています。 
私たちが味わった苦しみ、かなしみ、等を
ぜひ全国のみなさんに知ってほしい。 
そしてこの大事故を風化させないでほしい!!

福島県飯館村 長谷川健一

長谷川健一さん

福島県飯舘村の酪農家。58歳。
飯舘村前田地区区長。福島県酪農業協同組合理事。
大多数の住民が避難した今も村に残り、見回りを続けている。
事故後に購入したビデオカメラで村の現状を記録。
各地で自らの体験を語り始めた。
長谷川さん関連記事はこちら

【トークセッション】
ゲスト:農事組合法人 大戸洞舎(おどふらしゃ)代表・松本茂夫さん


「家も建てる農家」松本さんを迎え、
生産者の立場として長谷川さんに聞きたい事や、
マスコミでは知ることのできない福島の人々の現状などを、
会場のみなさんのご意見・ご質問も交えながら伺います。
それぞれの立場で一緒に考えてみませんか?


  • 日時 
    8月6日(土)14時30分開場、15時開始
  • 場所
    滋賀県高島市 安曇川公民館 ふじのきホール
    (安曇川ふれあいセンター内)

    JR湖西線「安曇川」(あどがわ)駅徒歩10分/駐車場有
  • 参加費 500円(高校生以下無料)
    *交通費・謝礼の為のカンパもご協力いただければ幸いです。


京都・三条でも8月7日(日)に開催。詳細はこちら。



2011年6月22日水曜日

高島市議会の脱原発に関する質問を傍聴しました

高島市議会定例会の一般質問が20日から始まりました。
脱原発と自然エネルギーについての質問があると聞き、昨日21日に傍聴に行ってきました。

質問に立ったのは福井節子議員で、テーマは「脱原発へ太陽光発電の普及を進めるために」です。
以下、大まかな概要です。

2011年6月21日火曜日

高島市ホームページで市内5箇所の線量測定結果を発表

県の環境モニタリング車が6/20に
高島市内5箇所で放射線量測定を行った結果が
高島市ホームページで発表されました。

これまでは県のホームページで公表されていましたが、
市のホームページからも閲覧できるようになったものです。
市内の測定箇所は、従来の2箇所(マキノと今津)から
5箇所に増えています。

もんじゅ落下装置引き抜き作業、23日(木)か

産経ニュースは、高速増殖炉「もんじゅ」の落下装置の引き抜き作業が、今週木曜(23日)にも行われる方針と報じています。
MSN産経ニュース/もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井

■炉内中継装置落下事故とは

もんじゅでは昨年8月、核燃料交換時に使う「炉内中継装置」(重さ約3トン)が吊り上げ作業中にクレーンから外れ、原子炉容器へ落下する事故が起きました。
以後、24回以上の引き上げ作業が試みられたものの失敗し、いまだ取り出せていません。
現状、燃料の交換も取り出しもできない状況となっており、復旧作業の責任者が自殺するほど深刻な事態に。発電量は0にもかかわらず、毎日5,500万円の維持費(税金)がかかっていると言われています。

2011年6月15日水曜日

パレード後の意見交換

11日のパレード後、残られた方で場所を移して
原発を巡る状況や今後の活動について、
フリートークで意見交換を行いました。

■福島からいらした安藤さんを中心に、福島の現状について

  • 農業をしているのでできれば福島に残りたいが、
    住み続けるか、避難するかの選択を迫られ、
    家族とも話を重ねている。
  • 避難したくても仕事の関係などで移れない人も多いし、
    一度避難したらもう戻れない可能性もある。
    単純に危ないから避難と言うのは難しい実態がある。
  • 福島県の方に対する心無い差別について。

2011年6月14日火曜日

なんかすっきりした(ふくい)

みなさま、パレードお疲れさまでした。
天気予報に反して雨にも降られず、ほんまガッツポーズものでした。
「今までのデモとはちがって、楽しかった」なんてお言葉も参加者の方からいただき
僕達の目指していた表現が悪くはなかったのかなあ、と考えております。

準備期間中、いろいろな人にまず聞かれたのが
「どこかの政党関係の集まり?」
「政治的な活動?」
ってこと。

逆に聞きたい。
「左やったらあかんの?」
「宗教的やったらあかんの?」

2011年6月12日日曜日

メディアにも掲載されました

昨日のパレードの様子は各マスコミにも取り上げられました。

今朝の各社朝刊(滋賀地域面)に載った記事。
右から朝日、京都、毎日。
●中日新聞 Chunichi Web
楽器鳴らし「原発反対」高島、大津で家族連れらデモ

●毎日新聞 毎日jp 
「脱原発」訴えウオーク--大津・高島

●朝日新聞 asahi.com
脱原発訴え市民らデモ 滋賀各地で

●滋賀ガイド
街角情報/さよなら原発!高島パレード(高島市)

各社の皆さん、ありがとうございました。

昨日のパレードの様子

昨日のパレードの様子の動画をYoutubeにUPしました。



14時に近江今津駅前に集合。
主催者挨拶の後、福島からいらした安藤さん、
そして参加者の方数名から発言をしていただき、
その後、約80名でパレード出発。

「さよなら原発音頭 高島バージョン」を歌いながら、
平和堂裏の浜辺まで約2kmを楽しく練り歩きました。

2011年6月11日土曜日

今日はお疲れ様でした!

みなさん、今日はお疲れ様でした!
心配だった雨も昼前に上がり、
お天気にも恵まれて、今津の町を約80名の皆様と一緒に歩きました。
ありがとうございました!

今日のパレードの写真・動画を、こちらのアルバムにアップしました。

皆さんが撮影された写真・動画があれば、
ぜひご自身のブログやサイトなどにアップして下さい。

お知らせいただければご紹介させていただきます。
高島からの声を発信しましょう!

いよいよ今日です!

いよいよ当日になりました!
予定通り、本日14時 JR湖西線・近江今津駅前(琵琶湖側)集合で行います。

  • パレード後に予定の「浜辺でうだうだ」は、
    天候によっては屋内会場に場所を移し行うつもりです。
    脱原発に向け今後どうしていけばよいか等、
    参加者同士の意見交換や前向きなお話ができればと思います。
    お時間のある方はぜひどうぞ。
  • 最新情報はツイッターでつぶやきますのでこちらもどうぞ。
    http://twitter.com/nonuke_takasima
午後は曇りの予報になっていますので
雨が上がることを期待しましょう。
では、一人でも多くの方と一緒に歩けることを楽しみにしています!

2011年6月10日金曜日

さよなら原発音頭 高島バージョン

タイマーズ(忌野清志郎)の原発音頭 を
「さよなら原発音頭」高島バージョンにアレンジしました!
パレードで歌い歩きます。 みなさん是非ご一緒に!!


「さよなら原発音頭」

さぁさみなさん 聞いとくれ
さよなら原発音頭だよ
このままほっとけないだろ
やっぱりいらない原子力
さよなら原発!(さよなら原発!)

ここは高島よいところ
自然がたくさんあるんだよ
水は旨いし お米もグー!
近くに「もんじゅ」もあるんだぜ!!
原発反対(原発反対)

みんなで歩こう(TOMIKO)

ついにパレード前日になりました。
大阪から高島に夫婦で移住して四年目になる一児の母です。
このパレードを皆で企画してから、
高島でデモをしようという人たちがいる!と聞きつけて
嬉しくて、何でもお手伝いします!と申し出てくださる方がいて、
『チラシをもっと配りましょう』
と言われるので急遽増刷して、おとといから配りはじめました。

その日は母さん友達の10ヶ月のK君の母と3歳のSちゃんの母、
2歳の娘を連れた私で駅前に立ちました。
当日用があって参加できないから手伝わせてとK君ママ。
そんな気持ちが嬉しかったです。

幼い子供が放射能の影響を一番受けやすいといいます。
青空の下で思いきり遊んでほしい子供達。
放射能のことを気にしながら遊ばせなくてはいけないという現実。
雨にあたらせるのが怖い。
お隣福井で事故があれば、
もろに影響を受けてしまうであろうという危機感は強いです。

2011年6月9日木曜日

マハトマ・ガンジーの言葉 (TETSU)

あなたがおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、
それでもあなたは、それをやらなければなりません。

それは世界を変えるためにではなく、

あなたが世界によって変えられないようにするためです。

マハトマ・ガンジー(インド独立の父)


6.11まで、あと2日です。


2011年6月7日火曜日

横断幕を作りました

いよいよパレードが4日後に迫りました。
先日、高島市内某所のメンバー宅にて横断幕、プラカード作りを行いました。

深夜に及ぶ作業の末に出来上がった横断幕は力作。
当日をお楽しみに!

皆様もぜひ、思い思いのメッセージのプラカードなどをお持ちください。
手持ちの板や紙、布などにお好きな言葉や絵を書けばOK!

一から自分で作るのはちょっと大変という方は、こちらのサイトにいろいろなデザインがありますので、気に入ったものを印刷してダンボールなどに貼れば出来上がり。
脱原発ポスター展

プラカードの他、楽器や音が出るものも歓迎です!
もちろん手ぶらでお越しいただいても構いません。

みんなで楽しく、賑やかに歩きましょう!
Posted by Picasa

2011年6月6日月曜日

町の方々との対話

パレードを1週間後に控えた4日(土)、パレード沿道の商店街のお店へ挨拶周りを行いました。
もちろん警察に届出を済ませてはいますが、ご近所にも事前に一言挨拶をしておく方がよいのではと、周ることにしたのです。

メンバー3人で約2時間かけ、4~50軒程のお店を周り挨拶させて頂きました。反応は人によって様々でした。

「パレード?賑やかになっていいわ~」とおっしゃる方や、チラシをお店に置かせてくださる方。会合で配るからと、多めのチラシを預かってくれた方もおられました。ありがたいことです。

しかし予想通り、反発の声もありました。
2軒のお店で60~70歳代くらいの店主から、このようなことを言われました。

2011年6月5日日曜日

『さよなら原発』デモに参加するにあたって(けいじ)

『原発 こわいから イヤやねん』みたいな理由はあまりにも子供じみていて、恥ずかしくてなかなか言えなかったけど、こうやってデモに参加する理由を書いていると、泣きたくなるような不安な気持ち、どうにもならないような無力感、強い怒りを感じていることが分かりました。
今回の震災に伴う福島県での事故がなければ、原発に対して『デモ』しようとは考えなかったでしょう。
やはり、原発を『遠い地域のローカルな問題』『他人事』『毎日の仕事に忙しいから・・・・』として危険を薄々、感じながらも本気で『さよなら原発』の行動をしてきませんでした。

2011年6月1日水曜日

企画している私たちの事(wadamaki)

私は大阪から移住してきて、高島で暮らし始めて3年目です。

先日掲載していただいた京都新聞記事にも書かれていましたが
企画しているものみんな移住者です。


自分達ではそのことを意識していなかったのですが
移住者が主催してたら、地元の人は参加しにくいかもよ?と友達に言われ
確かにそうかもな。。と思ったので、あえて書きます。

2011年5月30日月曜日

6月11日 (ふくい)

僕は今までデモのようなことをしたことが無かったのです。
なんか恥ずかしいような、どこか他人任せの立場でいました。
しかし、そんなことを言うてたら後悔してしまうような気がするのです。
 
一度その手を離れると人間の力ではどうする事も出来ない原子力。
目に見えない放射性物質。
思いっきり深呼吸することも
雨にぬれることも
風を受けることも

2011年5月29日日曜日

原発の無い未来へ (TETSU)

今まで私は、原発は怖いが日本では大事故は起こっていないし、既に電力供給の大部分を担っている。だから原発は仕方がない、そう思ってきました。
原発について真剣に考えている方々の行動に加わることもなく、原発の危険性に目を瞑り、知らないふりをしていました。

しかし3.11以降に見たのは、そんな甘い考えを打ち砕く現実でした。

2011年5月28日土曜日

「原発のこと」(Junko)

無知な私は、正直、これまで原発の問題について、あまり関心はありませんでした。
漠然と「いつか自然エネルギーの割合がもっと増えれば」と期待していた程度です。
今の生活のため原発があるのは、ある程度仕方ないと思い込んでいました。
日本には高い技術があるので、きっと安全なんだろうと信じていました。

数年前に高島市に移ってきて、福井の原発群が身近になったり、
最近になって、山口・上関での中国電力と住民の衝突を知ったりして、
原発の問題について昔よりも少し関心は出てきたものの、
こんなにまで危険だという認識はちっともありませんでした。

そんな中「3月11日」がやってきました。

はじめまして

私達は、高島からも「さよなら原発」の声をあげようと集いました。
これからこのブログに、メンバーそれぞれの想いなどを綴っていきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

2011年5月27日金曜日

「さよなら原発!高島パレード」詳細発表!


震災からちょうど3ヶ月にあたる6月11日に、

全国で100万人の参加を目指した「脱原発100万人アクション」が行われます。

原発銀座と言われる福井から20-30km圏内の高島に暮らす私たち。
お隣、敦賀に「今、最も危険な原発」と言われる「もんじゅ」もあり、
今回の福島での惨事はとても他人事には思えず、
政府の対応にも不安や怒りを覚えます。

「さよなら原発」に向けて、それぞれの想いを込めて一緒に歩きませんか?
みんなで、自然豊かな高島の大地、琵琶湖の水を守りましょう!

【日時・場所】 
 2011年6月11日(土) 雨天決行
 14:00 JR湖西線・近江今津駅前(琵琶湖側)集合 
 14:30 パレード出発 / 15:30 解散予定

【コース】 《地図を表示》
 JR近江今津駅→ 名小路商店街→Aコープ前→辻川通り→ヴォーリズ資料館左折
 →平和堂前の大通り→平和堂裏の浜辺(解散)★解散後、浜辺でうだうだ
 
*プラカードなどご持参ください。(なくてもOK) 楽器、鳴り物 歓迎!
*途中から参加も大歓迎。お買い物、お散歩のついでにお気軽に!
*どうぞお子様連れでもご参加ください。

【主催】 さよなら原発、高島の会 http://nonuke-takashima.blogspot.com/
     (ツイッターhttp://twitter.com/nonuke_takasima) 
【連絡先】nonuke.takashima@gmail.com