2011年7月6日水曜日

飯舘村の酪農家・長谷川さんのお話を聴く会

福島・飯舘村からの声
~酪農家・長谷川健一さんをお迎えして~

3月11日に東日本を襲った地震・津波、そして未だ収束の目途が立たない原発災害。
福島第一原発から約40kmの飯舘村は、村全体が計画的避難区域となりました。

長年、飯舘村で酪農を営んでこられた長谷川健一さんは、
4月末、酪農を「休止」するという苦渋の決断を下しました。

出荷制限のため、原乳を絞っては捨てざるをえない日々。
我が子同然に育ててきた牛に、十分なエサを与えることもできず、
次第にやせ細り、結局別れなければならないという現実。

テレビ等で見る飯舘村と、若狭の原発で事故が起きた場合の高島が、
重なって見える方も多いのではないでしょうか。

原発事故後に自ら撮り続けた村の映像を交えながら、
長谷川さんに飯舘村の現状や想いを語っていただきます。

自らの体験をできるだけ多くの方に直接伝えたいと、おっしゃっています。
たくさんの方のご来場をお待ちしております。


長谷川さんからのメッセージ

今、世界でも類をみない、
とんでもない原発事故が
このせまい日本の福島で起きています。 
私たちが味わった苦しみ、かなしみ、等を
ぜひ全国のみなさんに知ってほしい。 
そしてこの大事故を風化させないでほしい!!

福島県飯館村 長谷川健一

長谷川健一さん

福島県飯舘村の酪農家。58歳。
飯舘村前田地区区長。福島県酪農業協同組合理事。
大多数の住民が避難した今も村に残り、見回りを続けている。
事故後に購入したビデオカメラで村の現状を記録。
各地で自らの体験を語り始めた。
長谷川さん関連記事はこちら

【トークセッション】
ゲスト:農事組合法人 大戸洞舎(おどふらしゃ)代表・松本茂夫さん


「家も建てる農家」松本さんを迎え、
生産者の立場として長谷川さんに聞きたい事や、
マスコミでは知ることのできない福島の人々の現状などを、
会場のみなさんのご意見・ご質問も交えながら伺います。
それぞれの立場で一緒に考えてみませんか?


  • 日時 
    8月6日(土)14時30分開場、15時開始
  • 場所
    滋賀県高島市 安曇川公民館 ふじのきホール
    (安曇川ふれあいセンター内)

    JR湖西線「安曇川」(あどがわ)駅徒歩10分/駐車場有
  • 参加費 500円(高校生以下無料)
    *交通費・謝礼の為のカンパもご協力いただければ幸いです。


京都・三条でも8月7日(日)に開催。詳細はこちら。



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