2011年6月15日水曜日

パレード後の意見交換

11日のパレード後、残られた方で場所を移して
原発を巡る状況や今後の活動について、
フリートークで意見交換を行いました。

■福島からいらした安藤さんを中心に、福島の現状について

  • 農業をしているのでできれば福島に残りたいが、
    住み続けるか、避難するかの選択を迫られ、
    家族とも話を重ねている。
  • 避難したくても仕事の関係などで移れない人も多いし、
    一度避難したらもう戻れない可能性もある。
    単純に危ないから避難と言うのは難しい実態がある。
  • 福島県の方に対する心無い差別について。

■高島市で福島県からの避難受け入れ支援をされている方から

  • 高島の空き家や別荘に避難者を受け入れるべく活動しているが、
    福島現地と受け入れ側をつなぐ仕組みがまだ少ない。
  • 避難を受け入れていることが現地に伝わりにくい。
    そのためにどうすればよいか。

■今回のパレード、今後の脱原発に向けての動きについて

  • 従来のようなデモではなく、
    楽しいパレードで訴えることができたのは良かった。
  • 今後も定期的に電力会社へ訴える行動を起こすべき。
  • 市民が電力会社へ訴えても効果は限定的、
    まずは市や行政に声を届けるべきでは。
  • 小さな子供がいる母親など、若い世代の関心をもっと高めたい。

福島の生の声も聞かせていただき、非常に考えさせられる内容でした。
この日は、まとまった結論を得るところまではいきませんでしたが、
これをきっかけに何らかの形で、
脱原発の動きに繋げていこうということでお開きとなりました。

そう遠くないうちに次の動きをできればと考えていますので、
そのときには、またこのブログでご案内します。

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