これまで、高島市での公的な放射線量測定は、
県が環境モニタリング車で月2回、市内5箇所で行っていたのみでしたが、
10月から市独自による放射線量の測定がはじまりました。
測定は市内30地点で、本庁および各支所前で平日毎日、
その他の場所では月2回行われ、市ホームページで結果の公開もされています。
堀場製作所製の簡易測定器を地上から約1mの高さで機器を携帯し、
1分間隔で5回測定した数値の平均値を測定値としています。
現在、10月3日から10月14日までの結果が掲載されています。
測定値は使用機器により大きく異なることもあるため、
この測定値を見て安全なのか異常なのかの判断は難しいですが、
ひとつの目安として参考になるので、今後も注視していきたいと思います。
全体的に、福井に近い市北部や、小学校等で値が高いのが気になります。
高島市内では市民団体が独自に高性能測定器で調べる取り組みも始めており、
先日マキノ町で行われた、市と市民団体の放射線量の合同測定では、
いずれの箇所でも市民団体の測定値が市測定値の約2倍だったそうです。
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